労務・人事制度

経営課題の緊急度と重要度の見極め

  • 経営課題

2020.02.17

こんにちは!ポケット人事編集部です。

どの企業様も多かれ少なかれ解決すべき経営課題を抱えていることと思います。
今回は経営課題の緊急度と重要度の見極めと取り組みについて考えていきたいと思います。

 

経営課題の緊急度と重要度

経営課題には大きく4つの事項があります。
1.「緊急かつ重要」
2.「緊急ではないが重要」
3.「緊急だが重要ではない」
4.「緊急でも重要でもない」

 

代表例としては、
「緊急かつ重要」→増税前の駆け込み需要による新規受注の拡大・社員の補充
「緊急ではないが重要」→社内ツールや制度の整備・社員の採用・社員の教育
「緊急だが重要ではない」→営業電話の対応
「緊急でも重要でもない」→無駄話をなくす

 

多くの工務店様では緊急度の高いものから着手し、それで手一杯。
重要だと理解している事項でもなかなか手が回らないといった状況があるのではないでしょうか?

緊急ではないが重要な課題へ取り組めるかが重要

「緊急かつ重要」な課題に取り組むことは当たり前ですね。
どこの工務店様でも適正かつ必要な棟数の受注は取りに行きます。また、人員が足りなければ補充もするでしょう。
大切なことは、これらの活動は自社だけでなく他の工務店様でも当たり前に行なっているということです。つまり、出来ていて当たり前という訳です。

 

このラットレースから脱出するためには、「緊急ではないが重要」な課題への取り組み方が重要となります。
そんな余裕はない。と思われた方も、どこかで踏ん張って次のステージを目指さないと「現状維持=衰退」へとつながります。

 

また、いざ「緊急ではないが重要」な課題に取り掛かろうと意気込んでも、取り組み始めると、「この忙しい時期に…」「なんで今さら…」と反発に合うこともあるでしょう。
しかし、暇な時なんてあるでしょうか?
受注が取れていれば、取れているなりの忙しさ、受注が取れていなければ、取れていないなりの忙しさ。忙しさの内容は違えど、どのタイミングで提案をしたところで、「この忙しい時期に…」「なんで今さら…」という方たちには同じ事です。

 

社内で経営課題を認識する

この原因は、社内にその課題の緊急度が認識されていないことにあります。
もし、組織を動かし、変化させていきたいのであれば、「あんな事いいな。出来たらいいな。」といったドラえもんの世界ではなく、「やらないとマズイ」という危機感をもたせることも組織を動かし、変化させるためには必要となります。

課題を先送りにしない

特に表面化するまで分からないリスクに対しての対応はどの工務店様でも遅れがちです。
このコラムのテーマである「人事労務」も重要な課題ですが、今でなくてもまだ大丈夫。と先送りにしがちな経営課題です。
しかし、本当にそんなに悠長なことしていて良いのか?
それを見極めた上で、課題に取り組むことが企業を守る上では非常に重要になります。
事が起きるその前にリスクの把握・準備・対策を講じて行きましょう。