こんにちは!ポケット人事編集部です。
今回は人事制度運用において重要な管理とコミュニケーションについてお伝えしていきます。
人事管理においては、個人との個別管理・対応が必要な場面と、組織として管理・対応すべき場面があります。
今回は、特に重要となる組織としての管理・対応について考えていきたいと思います。
人事制度の運用うまくいっていますか?
人事制度とは、最大の経営資源である「人材」をより“効率的かつ1つの有機体”として成果を上げるためのシクミです。
採用(新卒・中途)から始まり、教育、評価と続きますが、なかなか一連の流れとして人事をまとめることが出来ている工務店様が少ないのが実態です。
人事制度を野球にたとえて考えると、、
野球で例えるなら、試合前のミーティングで戦略・戦術は決めているが、グランドでは全て各々の判断に任せ、指揮をとる人間がいない状態と同じです。
守備位置もショートは引っ張ると読みサード側に詰め、セカンドは流すと読んでファースト側に詰める。
と言った具合に、個々はそれぞれ考え全力でプレーしていますが、チームとしては結果を出すための最善の行動はできていません。
そして、ベンチに返ってくるとその時の行動を叱責される。
どこかで見た光景ですよね。
気がついているのに、グランドにいるメンバーがその場で修正せず、ベンチに戻ってから言っても後の祭りです。
これが仕事だったら事故やクレームにつながるかもしれません。
全員がプレイングマネージャー
これは人事でも同じことが言えます。
採用を一つとってもその方法や手法に気づいた点があったならその時に言わないと意味がありません。
採用してから「だからもっと◯◯しておけば・・・」といった具合にプレーが終わってからでは手遅れです。
日常業務の中でも、見て見ぬふりをして、半年に一度の面談の際に一気にダメ出し。
これでは、人を育て、強い会社としていくことは出来ません。
かと言って、代表者が常に現場に張り付いてチェックも現実的ではありません。
理想は後輩を持った社員全員がプレイングマネージャーという認識を持って仕事に取り組み、監督的視点で選手(後輩)を指導していくことです。
この一連の流れを会社のルールとして作っていくことが人事制度の構築でもあります。